お局看護師がストレスでもう辞めたい!と思っていませんか?
ただ単純に「怖い」だけでなく、意地悪で厄介な先輩看護師のお局様。
仕事が終わって家に帰っても、お局看護師の威圧感ある態度やイヤミな言動が頭から離れない。
朝が来るのが怖い…
職場に行きたくない…
顔を合わせたくない…
胃がキリキリするようなストレス限界の毎日を過ごしていませんか?
新人看護師に限らず、若手看護師や中途採用者なら、少なからず強烈で意地悪なお局看護師に振り回され悩んでいる経験があるのではないでしょうか!?
実は、私も5人のお局看護師に悩まされました。
私自身も急性期病院での看護師1年目、さらには離島の病院や大学病院など転職先でもお局と言われる先輩看護師に散々悩まされ、その度に「もう辞めたい…」「どこかに異動してくれないかな…」と頭を抱えてきました。
そんな私が看護師を続けるためにやってきた、職場を変えずに人間関係の問題を乗り越える対処法や一歩踏み出して生き生き仕事ができる自分の居場所を見つけるための秘訣について、経験者ならではの目線も交えて心得を伝授します!!
このページは『お局看護師』にまつわるありとあらゆる情報を細かく丁寧にまとめました。少し長くなりますが、最後までお読みいただくことで、お局看護師との上手な付き合い方を理解できるようになります。今まさに直面しているお局看護師に立ち向かうべきか、距離感を保ちスルーに徹するべきか、はたまた次への一歩を踏み出すべきか!?ストレスのない快適な毎日を取り戻すために対処法テクニックを身につけ、あなたがこれから選ぶ道を後押しできるよう少しでもお力になれたら幸いです。
お局看護師の特徴
そもそも、お局看護師ってどういう人?
お局看護師の【定義】
自分の経験を踏まえて、以下のように『私流お局看護師の定義』を考えてみました。
同じ職場に長く居座り、
態度が偉そうで意地が悪く、
自分の思い通りにならないと理不尽な要求をし、
職場の人間関係のトラブルの種となっている人。
逆に、質の高い仕事ができて看護師仲間や医師などから信頼が厚い人は、時に厳しい指導をする一見怖い先輩であっても、後輩の育成のために好ましい立場で存在しているので、単純に在職期間が長いというだけでは「お局看護師」には属さないと言えます。
ちなみに、ウィキペディアに『お局』についての出典がありましたので、気になる方はこちらも参照してみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/社員#お局
お局を量産しやすい?独特な看護の世界
お局看護師が、新人の頃からお局様的性格だったということは、よほど性格が悪い人でない限り当てはまらないと思います。
つまり、お局看護師が生まれやすい背景として、看護師特有の独特な世界も影響していると考えられます。
看護師の職場ならではの特徴として、、、
- 多重業務で体力的にも精神的にもきつい
- 仕事の内容のわりに給料が安い(夜勤手当があると他職種よりは高給ですが…)
- 患者さんの排泄物や体液、排液処理に高い頻度で関わる過酷さ
- 感染リスクや認知症患者さんから受ける暴力などの危険
- 休暇がなかなか取れない
など、大変多くのストレスにさらされている状況があります。よく聞く3Kとか9Kとかのことですね。
そもそも、患者さんの命をあずかる現場、人の死に直面するシビアな現場でもあり、また女性が多い職場でネチネチ陰湿になりやすいというだけでも大変で気を揉みやすい環境と言えますよね。
そんな過酷な環境で働いていることも、お局看護師という存在を作り出してしまう要因の一つになっているのではないでしょうか。
私が遭遇したお局看護師<5つのタイプ>
お局看護師といっても、様々なタイプの人がいるんです。
私自身が一緒に働いている中で、「もう辞めたい!」「こんなのおかしい!」と思わずにはいられなかったお局看護師を実体験を交えてタイプ別に分析してみました。
- いつもイライラ「不機嫌ナース」
- 楽な仕事しかしない「理不尽ナース」
- 気に入らない人をロックオン「嫌味ナース」
- 一見良い人「陰口ナース」
- 情報筒抜け「おしゃべりナース」
もちろん、このタイプにきっちり分かれるわけではなく、中には複合型というツワモノもいます!
いつもイライラ「不機嫌ナース」
いつもカリカリ、イライラ、ピリピリ。不機嫌のスイッチ多数。
挨拶をしても冷たく無視されることが多く、わからないことを質問しても言い方がきつく、口が悪いです。いつも偉そうで病棟中に響くような大きな声で怒鳴ることもしばしば。話しかけづらいオーラを常にまとっています。話しかけられないからといって、わからないことを聞かずに勝手にやると余計に厳しく叱られます。
基本的に自分に余裕がないタイプで、仕事が忙しくなればなるほどイライラが増して機嫌が悪くなります。口数も少なくコミュニケーション能力が低めなのがこのタイプです。
また、プライベートのトラブルがあると機嫌を大きく左右することがあります。
体調や気分によって機嫌の良し悪しが変わるので、周囲の人はいつもお局様の顔色を伺わなければなりません。お局様で一番多いのもこのタイプで、比較的、急性期病院に多い印象です。
後輩ナースを名前ではなく「あなた」(もっとひどいと「あんた」)と呼んだりします。口癖は、「は?」「で?」「だから?」「もういい。」「何回言えばわかるの?」など短い言葉で突き放すような言い方が多いです。
時間や仕事に追われている感が強いので、要点を得ない報告や発言をしていると、みるみる不機嫌な顔になります。
楽な仕事しかしない「理不尽ナース」
全然仕事をしてくれません。ナースステーションに居座るボス。
理不尽ナースタイプのお局は、極力仕事量を減らしたいという様子が特徴的です。始業時間ギリギリに出勤してきたり、受け持ち患者さんは処置の少ない重症度の低い患者さんばかりになるように裏で手を回します。処置や対応の多い患者さんを担当すると、周りのスタッフに容赦なく仕事を押し付けます。
基本ナースステーションにいて、ナースコールや電話は若手ナースにやらせて自分ではほとんど出ません。お昼休憩は一番最初に入り、休憩時間ギリギリまで休憩室にいます。
さらに、自分で責任を取りたくないので、後輩ナースや同僚にミスを指摘されても素直に認めないことがあるのも理不尽タイプです。
私の実体験ですが、このタイプのお局看護師は仕事をいかに楽に、定時で終わらせるかを考えていて、患者さんファーストではなく、自分の仕事量を減らすこととスピードと時間に重きを置いています。
そのため、じっくり時間をかけて質の高い看護を提供している中堅看護師に対して、「まだ仕事終わんないの?」「なんでそんなに時間かかるの?」などの発言が見られます。
また、患者さんからケアが雑だとクレームをいただくことが多いのも理不尽ナースタイプです。
お局本人にとってはその職場内でやりたい放題で居心地が良いため、長年やってきたルールや現状を変えることをとても嫌い、業務改善や改革などを否定する傾向があります。
一言でいうと、看護観が浅く仕事をしない看護師ですね。
気に入らない人をロックオン「嫌味ナース」
自己流のやり方を強制。気に入らないことはネチネチいびり。
自分の思い通りにならなかったり、自分と違うやり方をしていると気に入らないので、必要以上に細かくしつこく指摘してきます。周りのあら探しをしてはネチネチ文句を言います。
嫌味タイプのお局は上の立場から意見・指摘することに気持ち良さを感じている面もあります。
お気に入りのスタッフがミスをしたとしてもあまり怒ることはありませんが、気に入らないスタッフがミスをした場合は、些細なミスであってもネチネチ嫌味を言い続けます。
このタイプは相手によって態度が変わります。お気に入りのスタッフとそうでないスタッフの前ではコロコロと変わり、特に男性医師や上司には別人のように人当たりが良くなります。つまり、職場での自分のポジションを守ることに必死なのです。負けず嫌いでプライドが高いとも言えます。
以下は、私が1年目の時に嫌味なお局看護師に実際に言われた言葉です。
処置の見学に一度入ったので、二度目は見学しなくても良いと思ってやらなかった時に、「この前、1回見学したので大丈夫です。」と言ったら、「1回見ただけで完璧に覚えられるの?あなたのそういう要領が良すぎるところが嫌いなんだよね。」と鬼の形相で嫌味を言われて、震え上がったことがあります。その後、胃がキリキリと痛み出したことは忘れません。。。
ただ、2年目になって仕事が一通りできるようになると途端に嫌味を言われなくなりました。1年経ち、仕事ができない他のターゲットを見つけては同じいびりや嫌がらせを繰り返すのです。
一見良い人「陰口ナース」
人の不幸ネタ大好き。陰口で周りと盛り上がることで日々充実。
陰口タイプのお局は仕事はできるし、表面的には普通に働いているので一見良い人なのですが、裏では悪口が多く、陰口を周りに話している陰湿なタイプです。陰口の対象は同僚である看護師ばかりではなく、医師や他職種、患者さんにまで及びます。他人のミスやプライベートな不幸話を本人がいない休憩室などで嬉しそうに喋っています。
特に自分より後輩だったり、権力をもっていなかったりする相手のネタの食いつきはすごいです。当の本人は盛り上がっていますが、周りが陰口に辟易していることに気づきません。
自分を信頼できない、または自信がないゆえに誰かの同情や同感の意見をもらい、日々自己満足するタイプです。自分第一で自分さえ良ければいいという考えの人です。
情報筒抜け「おしゃべりナース」
『無駄なおしゃべり=良いコミュニケーション』と勘違い。
いつも職場でガヤガヤうるさく、聞こえてくるのは仕事に関係ない話ばかり。プライベートのどうでもいい話やスタッフの噂話、患者さんの生活背景に関する情報などをぺちゃくちゃ話しています。
おしゃべりなお局は、病棟の夜勤中やエレベーターの中でもわりと大きな声で喋り続けているので、話の内容が患者さんに筒抜けになっていることがあります。
陰口ナースタイプと少し似ていますが、自慢話と人の悪口が大好物で無駄話が長いタイプです。集中して仕事がしたいのに、うるさくて気が散ってしょうがありません。
また、後輩の恋愛事情を探り、相談もしていないのに勝手にアドバイスしてくるお節介さんもこのタイプの特徴です。
私の経験では、田舎の病院や急性期以外の病院に多い印象です。特に田舎の病院は、いわゆるその辺りの土地に住んでいる人はだいたい知っているという状況なので、患者さんの家族が離婚しただの、誰が妊娠しただの、プライベートな情報が筒抜けでした。
内容はともかく、とにかく話せばコミュニケーションをとっていると勘違いしています。本来、仕事上のコミュニケーションといえば「報連相」ですが、おしゃべり好きナースは肝心な報連相が抜けていることが多いです。
お局看護師 vs ストレスMAXな私 【今すぐ使える対処法】を伝授!!
お局看護師の具体的攻略法<全タイプ共通>と<5タイプ別>
\私の好きな言葉/
『他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる』
お局看護師のタイプに合わせて、できそうな対処法からトライ!!
<全タイプ共通の対処法>
- 仲の良い同僚とグチを言い合ってストレス発散。
- 1人で悩まない。信頼できる同期や先輩に話を聞いてもらうことで気持ちが楽になる。
- とにかくスルー!看護はチームワークなので関わりゼロにするのは難しい。仕事に関すること以外は可能な限り関わらない!
- お局看護師の配下にも入らず、敵対関係にもならず、中立の立場をとる。
- 就業前の挨拶と就業後の指導に対するお礼をしっかりする。(礼儀正しく)
- 教えてもらったことを素直に受け入れる。
- 余裕がある時はお局看護師の仕事を率先して手伝う。好感度を上げると嫌われるリスクが減る。
- 何事にも一生懸命に取り組み、積極的に学ぶ姿勢を見せる。
- 教えられたことはしっかりとメモを取り、わからないことはすぐに自分で調べる。
- 調べてもわからなかった時は、わからないままにせず質問する。
- お局看護師と同じくらいもしくはそれ以上に仕事ができるようになる。自分と対等な相手にはお局は強く出られなくなる。
- お局看護師の性格を変えることはできないので、距離感を保って関われるように、まずは自分が変わる努力をする。
<不機嫌ナースタイプの対処法>
- わかりやすくビクビクおどおどしない。余計にイラつかせてしまう。
- お局様の顔色を伺いすぎない。弱さを見せるとより強く当たられる。
- 感情に感情で返さない。大炎上間違いなし。(同じ土俵に立たない)
- 時間的な拘束を嫌うので、話しかける時は要点をまとめて短く、結論から話す。
- お局が機嫌が悪い時は、プライベートで何かトラブルがあったのだろうなと可哀想だと思うようにする。
- 可哀想な人だな、と同情にシフトすることで意外と割り切れることが増える。
<理不尽ナースタイプの対処法>
- 仕事を押し付けられた時、自分に余裕がない時はきっぱり断る。
- お局看護師と同じ勤務の時は、看護の質は落とさないようにしつつも定時で上がれるよう努力する。
- 自分と同じ考えの仲間を増やして周囲を固めて、お局看護師が不満や文句を言えない環境を作る。(お局看護師の権限を無力化する)
<嫌味ナースタイプの対処法>
- 言われた嫌味をいちいち受け止めない。
- お局にされた仕打ちに過剰に反応しない。冷静に対処する。大きなリアクションをすると面白がってエスカレートする可能性大。
- 次の新人(ターゲット)が入ってくるまで耐える。
- 仕事が一通りできるようになれば、お局に少しずつ信頼してもらえるようになり、たいていターゲットから外れる。
- 勉強して見返してやる!という気持ちを密かに燃やす。
- とにかく目立たない。目立つと目をつけられやすくなるので、派手な髪型や化粧、服装は避ける。身なりだけでターゲットにされることが多々あり。
- 女性らしさをできるだけ消す。女性ならではの若さや可愛さへの嫉妬を避ける。
- 逆にお局看護師を適切に褒めて立ててあげる。褒められて嫌な思いをする人はいない。内容は髪型や洋服、メイクの変化などお局様が大事にしていたり、自信を持っていそうなポイントをさりげなく褒める。過剰に褒めると地雷を踏むので注意!
<陰口ナースタイプの対処法>
- お局から人の陰口や悪口を聞いても同調しないで受け流す。
- うっかり同調してしまうと、あの人は悪口をよく言う人と逆に言いふらされるので注意。
- もし自分の悪口が聞こえてきても、気にしない。勝手に言わせておく。
- お局を「人の不幸話でしか楽しめない可愛そうな人」と思うようにする。
<おしゃべりナースタイプの対処法>
- 自分のプライベートなことは絶対に話さない。触らぬ神に祟りなし!
- お局に人の噂話を聞かれても「わからない」を貫き通す。
- 自慢話が大好きなので、話をしっかりと聞いている“風”を演じる。話に合わせて相槌や愛想笑いをうまく使いこなす。
お局看護師から嫌われても、他の人達と良好な人間関係を築いていけば何とか乗り越えていけます!
新人さんは一度は通る道だから!と言われて、自分だけじゃないんだと気が楽になったのを覚えています。
私自身も新人時代には「嫌味ナースタイプ」にターゲットにされ、辛い時期がありました。
派手な身なりをしていたわけではなかったのですが、普段から華やかに見られてしまうことが多く、それが理由でお局様の目についてしまったのだと思います。
当時の私は、仕事を早く覚えて、患者さんのために良い看護を提供したい!という強い志があったので、「まずは1年間は頑張る!仕事で見返しやる!」と目標を立てて、密かに闘志を燃やしていました。
お局看護師の嫌味はひたすらスルー!そこにかける労力は無駄!とにかく仕事と勉強に真摯に打ち込みました。
その状況に持ち込むことで辛い気持ちは格段に軽減しました。
また、味方になってくれる同期や先輩がいたので精神的な大きな支えになりました。
仕事を覚えるにつれ、気づけば、お局から嫌味を言われることもなくなりました。
看護師3年目の頃、他部署に異動していたそのお局看護師に患者さんの転科で申し送りをしたのですが、その時に「立派に成長したね。」と言われました。
その瞬間、心の中でガッツポーズ!とても嬉しかったし、耐えて頑張って良かったと思いました。
このようなお局看護師は病院の中のごく一部です。ですが、どんな職場にも1人くらいは合わない人、苦手な人がいるものです。せっかく転職した先にもお局看護師がいた!なんていう話もざらにあります。
そういう嫌なお局看護師がいても仕事をしなくてはなりません。
まずはここで紹介した対処法を参考にして、少し自分の考え方や言動を意識して、お局看護師と上手く付き合っていくことを検討してみるとちょっとは楽になるかもしれません。
お局看護師への対処法をやってみたけど変わらなかった時の次の手
…とは言っても、自分の努力だけではどうにもならないこともある。
そんな時はどうしたらいいの!?
- 師長や上司、プリセプターに相談する。
味方が増え、支えになってくれると頑張れます。また、風通しの良い職場であれば、お局看護師を異動させてくれる場合もあります。 - 異動願いを出す。
周囲の人を巻き込んでも改善するのが難しい時は、物理的な距離をとる。ただ、異動先の職場にお局看護師がいないとは限りません… - しっかりと記録に残す。
あまりにも嫌がらせがひどく、手の施しようもないという場合には、できるだけ具体的に「いつ」「どこで」「誰が」「何をされたのか」などを記録。お局にされた仕打ちをパワハラとして証明する必要が出た時に必ず役に立ってくれます。 - お局看護師のいない職場へ転職する。
重要なのは、人間関係のトラブルがない職場をしっかりとリサーチしておくことです。
今の職場をすぐに辞めるべき3つの状況
職場を変えることであっさり悩みを解決できることもあるんです!
こんな時はなるべく早く今の職場を離れることをおすすめします!!
- ストレスで心身に不調を感じ始めそうな場合
- インシデントが多発して医療ミスを起こしそうな場合
- 上司やスタッフ、組織など周りの協力を得られない場合
ストレスで心身に不調を感じ始めそうな場合
お局からの嫌がらせに対して無理をし続けてしまい、ストレスで限界を超えるとうつ病や適応障害などの病気を発症させてしまうことがあります。発症してしまうと長期療養や休職が必要となり、ブランクのある看護師になってしまいます。
そうなると看護師としての復帰がスムーズにいかなくなる可能性ばかりか、看護師を続けること自体も奪われ兼ねません。
その後の転職が不利にならないようにするためにも、ストレスによる限界が見え始めたら、とっとと見切りをつけて、お局いない次の職場を探しましょう!
インシデントが多発して医療ミスを起こしそうな場合
個人的なレベルで悪口を言われたり、嫌味を言われるという状況ではなく、お局看護師を筆頭に人間関係が荒れていて、看護の質自体が低い職場は危機管理能力が低い職場とも言えます。
そのような環境下で働いていると、どんなに自分が気を付けていてもインシデントは発生し、重大な医療ミスに繋がり兼ねません。
リスクを負ってまでそのような職場で働く必要は全くありません。何かが起こってからでは遅いのです!誰も守ってはくれません。そうなる前に自分の身は自分でしっかり守るべきです。
上司やスタッフ、組織など周りの協力を得られない場合
上司やスタッフがお局看護師に言われるがまま何も改善しようとしない場合や、異動願いも通らないような職場の場合は、もはやブラックな組織と言えます。
意地悪なお局のいる職場に居続けることは、我慢し続けることにほかなりません。先述したように、我慢し続けることは心身を壊すことに繋がります。
自分の努力ではどうにもならないと判断したら、より良い環境の職場へ変えるタイミングだと考えましょう。
自分の状況にあった解決策は見えてきましたか?
新人時代や新しい職場に入ったばかりの時期を乗り越えるには、ストレスや厳しい人間関係に打ち勝つ図太さも必要だと思います。
ただその反面、一生懸命な若い看護師は、たとえ理不尽なお局看護師であっても先輩看護師に言われたことをストレートに受け入れすぎて、自分だけが悪いと思い込んでしまう傾向があります。それが積み重なってくると自分をどんどん追い込んで自分の首を絞めていくことになります。
もう限界!!と感じ始めたら、これ以上苦しむ必要はありません。関わっている時間はとても無駄だし、もったいないです。とにかく無理はしないで、自分の体と心を最優先に考えて欲しいです。
【ストレスで辞めたいと思ったら】転職は自分を守るためのひとつの手段
お局看護師との関係に悩んで、すでに転職を検討中であれば、「実際の現場の雰囲気」を知っておくことが超重要です。
もし、今すぐ転職はしないとしても、限界を迎えそうな時にすぐに行動に移せるように事前に備えておくことが大切です。
自分で一から職場探しをするのは職場の表面的な部分しか見えないので、お局看護師のいない人間関係の良い職場を探し当てるのはなかなかハードルが高いでしょう。
看護師転職サイトに登録して仕事探しをすると、担当者が自分の要望にあった職場探しをしてくれるだけでなく、転職に関するアドバイスもしてくれます。
事前に職場見学ができる場合があったり、転職先の人間関係の状況を先に知ることができるので、人間関係に悩んでいる方には特におすすめです。
いきなり離島はちょっとハードルが高すぎますよね…(笑)
もっと現実的な場所で…実際にどんな転職先があるのかな?と気になったあなたには、こちらの記事も参考にしてみてください!
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ストレスのない笑顔で楽しい毎日を取り戻すためには、次の一歩を踏み出す勇気も必要かもしれませんね。
お局看護師のいない良い雰囲気の職場を見つけて、ぜひ今回ご紹介した対処法も頭に残しつつ、新たなスタートを切ってみてください。